ウルトラファインバブルとは

「ファインバブル」とは、私たちが日常目にする泡よりもずっと小さく、直径が100μm（＝0.1mm）より小さな泡です。

「ファインバブル」には、泡の大きさにより「マイクロバブル」と「ウルトラファインバブル」の2種類があります。

「マイクロバブル」は直径100μm未満で1μm（=0.001mm）以上の泡を、「ウルトラファインバブル」は、それより小さい直径1μm未満の泡を言います。

「ウルトラファインバブル」は「ナノバブル」「ナノマイクロバブル」と表記されることもありますが、国際標準化機構（ISO）で定義されている用語は「ファインバブル」「マイクロバブル」「ウルトラファインバブル」のみです。

「マイクロバブル」が多数入った水は白濁しております。

「マイクロバブル」は非常にゆっくりと水中を浮上し、溶解がすすむと収縮して消滅します。

「ウルトラファインバブル」が多数入った水は透明です。

「ウルトラファインバブル」は「マイクロバブル」と比較してさらに泡が小さいため、水中で浮上しませんし、刺激を与えなければほとんど溶解も浮上もしないので、数週間〜数カ月の寿命があると報告されています。

その性質は、汚れに付着して剥がしたり、水中の汚れを吸着したりする特性があります。

このため、洗濯機やシャワーヘッド、給湯器、農業や水産など、様々な分野で活用されています。