ウルトラファインバブルシャワーヘッドの効果

■汚れを落としやすくする洗浄効果

毛穴の直径は一般的に約100∼300μmといわれています。

これに対して、ウルトラファインバブルは直径1μm未満のナノサイズの気泡のため、毛穴の奥まで入り込んでしっかり洗浄できます。

さらに、マイナス電位であることから、プラス電位である皮脂汚れを吸着して除去する効果があります。

このため、ウルトラファインバブルシャワーヘッドを使ってためたお風呂に入ったり、シャワーを浴びたりするだけで、優れた洗浄力を発揮します。

その結果、頭皮の汚れが落とされ、これがニオイの軽減にもつながります。

■肌のうるおいをアップさせる

ウルトラファインバブルには、肌水分量を向上させる効果もあります。

入浴後の肌は乾燥しやすいため、できるだけ早くケアする必要があります。

しかし、ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドを使うと、肌のうるおいがキープされているため、急いで保湿しなくても肌の乾燥を感じにくくなります。

シャワーを浴びたあとの肌水分量を計測すると、水道水のシャワーに比べてウルトラファインバブルを含むシャワーは、30分後も肌水分量がアップした状態を保っているという結果が出ております。

メーカーごとのシャワーヘッド性能にもよりますが、ウルトラファインバブルを活用したシャワーヘッドをつけることで、肌のうるおいアップが見込めるため、肌や頭皮の乾燥が気になる人にも効果的といえます。

■入浴後の肌が温まる温浴効果

使用するウルトラファインバブルシャワーヘッドによって差はありますが、湯船にお湯をはり入浴すると、通常の入浴と比べて湯冷めしにくくなります。

微粒子の泡であるウルトラファインバブルが毛穴の奥まで入り込むことで、ほどよい刺激を与えます。

その結果、体の芯から温まり、普通の入浴よりも体表面温度を上げるなどの効果が実証されています。

ウルトラファインバブルを含むお風呂を利用すれば、入浴後に湯冷めしやすい人でも、温浴効果が期待できます。

■バスルームの汚れが落ちやすい

直径1μm未満の微細な気泡がバスルームの床や壁の細かい隙間に入り込み、皮脂などの汚れを除去するため、蓄積する水垢の抑制が期待できます。

また、水道水と比べて排水口などの汚れの原因菌が洗い流されやすく、清潔に保ちやすくなり、水回りの掃除負担を軽減することができます。

■節水効果

洗浄力が向上することで、洗い流しにかかる時間が軽減でき、トータルで水量の節約が見込めます。

また、シャワーヘッドのなかには、ウルトラファインバブルを生成する過程で水量をカットできるものもあります。