加齢臭を防ぐには
加齢臭を防ぐためには、加齢臭の元となるノネナールを発生させる、過酸化脂質を取り除く事です。
これによって、臭いを身体の中から遮断することが出来ます。
過酸化脂質を減らすためには、なによりもまず、脂質の酸化を防ぐ事です。
そのためには、動物性の脂っこいものを摂りすぎないようにする事と、出来る限り、活性酸素を体内で発生させないようにする事です。
具体的には、体臭の原因となる動物性タンパク質や脂肪が多く含まれている食品の摂取を控えることです。
また、酒、香辛料、煙草などは活性化酸素の働きをよくする原因となります。特に、タバコは雑菌の繁殖と大きく関係しています。
ストレスも良くありません。ストレスは生体の生理機能の低下、多汗、皮脂の分泌過多などを引き起こしてしまいます。
年齢を重ねるに従い、体内の活性酸素を消去する物質が不足していくため、スカベンジャーと呼ばれる抗酸化物質(緑の葉に多く含まれる)を積極的に体内に取り込むことが大切です。
このような活性酸素対策は、免疫力の向上にもつながってきます。
また、腸内の環境を整える事も大切なことです。
食物繊維を含む野菜をたくさん食べることです。
緑黄色野菜には体臭の原因となる余分な脂肪を包み込んで排出してくれますし、野菜に含まれる食物繊維は便秘解消に役立ちます。
このように、しっかりとした生活を心がける事によって加齢臭を防ぐことができるのです。