ニキビケア化粧品の選び方
ニキビケア専用の化粧品には色んなものがありますが、これらは、肌の調子を整えるのには効果的ですが、根本的にニキビを改善させることはできません。
その種類は、
■肌の角質層へビタミンCを浸透させる役割をするビタミンC誘導体
■肌荒れを予防して、肌の新陳代謝を活発化させるヒアルロン酸などを含むもの
■皮脂の酸化やアクネ菌の繁殖を防いでくれる、殺菌作用や抗菌作用のある成分が入ったものなどがあります。
ニキビができやすい人の中には、皮脂の分泌が多いとの理由で、洗顔後に化粧水をつけない人もいます。
しかし、洗顔後の肌からは、急激に水分が蒸発しするため、肌は乾燥から守るために角質層を分厚くします。
このため、毛穴が詰まりやすくなり、その結果、ニキビができやすくなってしまいます。
ですから、ニキビ肌の人でも、洗顔した後は、化粧水で肌を潤すことが大切なのです。
化粧加水は、保湿・殺菌効果があり、かつ毛穴を引き締める収れん作用のあるものを選ぶとよいでしょう。
洗顔時に使う洗顔料は、洗浄力が余りに強すぎると肌を傷めてしまいますので、適度な洗浄力があり、なおかつ、泡立ちが良く肌に優しい成分を含んだものを選ぶとよいでしょう。
また、古い角質層を溶かして剥がす作用のあるAHA(フルーツ酸)を含んだ、ピーリングジェルも効果的です。
ただし、肌への刺激があるので週に1∼2回の割合で使うことをおすすめです。
また、ニキビが出来た時のメイクは、油分の少ないパウダータイプのファンデーションを選び、清潔なパフで軽く塗るようにしましょう。