洗顔でニキビ対策

ニキビが出来るのは毛穴に皮脂がたまりアクネ菌が繁殖するためですから、毎日の洗顔によって、皮脂を取り除き、肌を清潔な状態に保つことが出来れば、ニキビは予防改善することが可能です。

しかし ただ単に洗顔料を使って洗っても、間違った方法で洗顔すると、逆にニキビを悪化させてしまいかねません。

このため、正しい洗顔方法を身に着け、これを確実に実践していくことが大切です。

まず、洗顔前に手をキレイに洗い、蒸しタオルを当てて肌を温め、毛穴が開きやすくします。

これで、毛穴に詰まった皮脂や汚れが浮き上がりやすくなります。

次に、33度前後ぬるま湯で数回すすぎます。洗顔料を手にとってぬるま湯を少しずつ加えて空気を入れながら十分に泡立てます。

これによって、きめの細かな弾力のある泡が出来、それが毛穴に入り汚れが吸着しやすくなります。

額から鼻にかけてのTゾーン、目の周りや頬、口の周りやアゴや首の順に泡をのせて丁寧に洗っていきます。

指の腹で泡を転がすような感じで、クルクルと小さな円を描きながら指を動かしていくとより効果的です。

ススギは、髪の生え際やアゴの下などに泡が残らないように念入りに行い、清潔なタオルで水滴を吸い取るようにポンポンと押さえながら拭きます。

洗顔は、ゴシゴシこすると汚れが落ちるどころか肌を傷める原因にもなります。

こすらないように気をつけましょう。

洗顔の回数は、睡眠中に分泌された余分な皮脂を取り除くための朝と、メイクや1日の肌の汚れを取り除く夜の1日2回行うのが望ましいと言えます。