医療脱毛と美容脱毛の痛みの違い
医療レーザー脱毛は熱破壊式と蓄熱式がありますが、この二つは脱毛の施術時の痛みが異なります。
医療レーザー脱毛の場合は高出力のレーザーを照射するため、肌の表面温度が急激に上昇します。
熱破壊式は毛根を破壊するために、肌の表面温度が200?250℃まで上昇するといわれております。
このため、強い痛みにつながりやすいです。
ただし、熱破壊式レーザー脱毛機の中には、脱毛を行うと同時に肌を冷却して痛みを軽減する仕組みが搭載された機種もあります。
また、蓄熱式であれば、肌の温度は60?70℃に抑えられるため、痛みを感じにくいです。
医療脱毛の中でもニードル脱毛は、毛穴に針を直接挿入し電気を流すため、医療レーザー脱毛よりも強い痛みが生じます。
この2つの脱毛方法は医療機関で行う施術であるため、申し出をすれば麻酔を使用できることもあります。
有料になる場合が多いですが、痛みが心配な方は麻酔の使用を検討しましょう。
これに対して、美容脱毛で用いる光は低出力なため熱の発生も緩やかです。
このため、温度が上昇しにくく、蓄熱式の医療レーザー脱毛と同様、肌の表面温度を60?70℃に抑えられるため、医療脱毛よりも痛みを感じにくいのが特徴です。
ただし、脱毛箇所や肌の濃さなどにより、痛みの感じ方には個人差があります。