医療脱毛の部位別効果の現れ方

医療脱毛はエステ脱毛に比較して、少ない回数で効果を実感できる、効果が長持ちするといったメリットがあります。

ただし、医療脱毛であっても、1回で脱毛は完了できません。

毛には毛周期（毛が生えるサイクル）があり、レーザーは成長期の毛にしか反応しません。

そして、成長期の毛は全体の約20％しかなく、1回で劇的な変化は現れません。

目に見えた効果を実感するには、だいたい5回以上照射する必要がありますが、効果の現れ方は、部位によって異なります。

腕・脚・脇は濃い毛が多く、レーザーが効果を発揮しやすいため、自己処理が楽になるのは3∼5回程度、ほぼツルツルは8回以上です。

顔は産毛がメインで、レーザーが反応しにくく、VIOは毛が濃いものの、皮膚が薄く照射パワーをセーブするケースが多いです。

このため、自己処理が楽になるのは8回程度、ほぼツルツルは10回以上です。

このように、効果の出やすさに差があるのは、レーザーが毛の黒色に反応する仕組みのためです。

なお、脱毛回数は毛質や毛周期など、様々な部分から影響を受けます。また、個人差があるため、あくまで目安です。