医療脱毛の仕組みと効果

医療脱毛は、皮膚科や美容外科、脱毛専門のクリニックなどの医療機関で受けられる治療方法です。

医療脱毛の施術は医療用レーザーを用いて行います。

高出力のレーザーを使用して毛根にダメージを与えることで、毛の成長を抑制して永久脱毛を目指します。

完全に毛が生えなくなるまでには複数回の施術が必要ですが、継続して通うことで滑らかな肌を長期間維持することができます。

料金は高めに設定されていますが、高い効果と安全性が特徴です。

医療脱毛には複数の種類のレーザー機器があり、レーザーによって施術回数や効果に違いがあります。

アレキサンドライトレーザーは太く濃い毛に効果的で、少ない施術回数で脱毛効果を実感しやすいです。

一方、ダイオードレーザーは敏感肌やアトピーを持つ方でも使用でき、うぶ毛にも効果があります。

このため、カウンセリング時にクリニックの医師に相談し、自身に適したレーザーを選定してもらいましょう。

通常、5回程度の照射で自己処理が不要になり、8∼10回の照射でうぶ毛や細い毛を完全に取り除けます。

ただし、毛の濃さや、肌の色、毛周期など、個人差や体質の違いによって、必要な施術回数が異なります。

特に、医療脱毛のレーザーは成長している毛にのみ効果があるため、脱毛効果を得るには、適切な毛のサイクルに合わせて施術を受けることが大切です。