目の周りのクマはなぜできるの?

自分でつまんでみると良くわかりますが、目の周りやまぶたの皮膚は約0.5mmの厚さしかなく、非常に薄いのです。

このため、他の部位に比べて、皮膚の下を通っている血管の色が透けて見えやすくなっております。

また、目に栄養や酸素を運ぶために、目の周辺には数多くの毛細血管が張り巡らされています。

血液の色は、赤血球に存在する赤い色素「ヘモグロビン」によって赤い色をしておりますので、普通であれば、目元の血色は良く、それが健康的な印象を与えてくれます。

ところが、疲労が重なったり、体調が悪くなったりして血行が悪化すると、血液中の酸素が不足するため、「ヘモグロビン」の色が赤黒く変色してしまいます。

この赤黒い血液が、目の周りの薄い皮膚を通して、青っぽく透けて見えるのです。

目元の血行が悪くなるのは、疲労や体調不良だけではなく、睡眠不足やストレス、あるいは、眼精疲労やドライアイなどによっても血行不良を引き起こすため、クマが出来る原因となります。

血行不良による「青クマ」を改善するためには、マッサージによって血流を促進するのが有効です。

ただ、目元の皮膚は薄くデリケートなので、マッサージのやり方がマズイと、色素沈着による「茶クマ」を生じさせることもあるので、注意が必要です。

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