「冷え」や「疲れ」と「青くま」との関係
目元の皮膚は非常に薄いうえに毛細血管がたくさんあります。
このため、血管が透けて見えやすい特徴があります。
冷えや疲れによって血流が悪くなると、滞留した静脈が目立つため青っぽくなりますが、これを「青くま」と呼んでいます。
特に、冬は血行が悪くなるため「青くま」が出来やすくなりますので、目の周りを刺激しないよう、やさしくマッサージして血の巡りを良くしましょう。
「青くま」は血行不良が原因ですので、スキンケアによる手入れでケアできるものではありません。
滞った血流を良くすることが重要です。
このため、目の回りだけでなく、全身の血流を促進することも大切ですので、適度な運動や入浴を心がけましょう。
また、疲れやストレスは、自律神経を乱れさせて血流を悪くさせます。
ストレスの発散や良質な睡眠をとることも、心身の健康を保つためにも大切なことです。
パソコンを長時間使用すると、目を酷使してしまいますので、出来れば、1時間に10∼15分ほどの休憩をとるとよいでしょう。
もし、目の疲れを感じたら、ホットタオルを目にあてて血流を促進するのも効果的です。
目の下のくまが薄くなっていくと、顔色全体が明るくなるのを感じられるはずです。
青くまは、他の「くま」に発展する可能性もありますので、日常的に発生するようでしたら、医師に相談することをお勧めします。
自己診断をしてしまうと、症状が悪化する場合があるからです。