「赤くま」の原因とケア
「赤くま」は、血行不良によって赤みが出ているものです。
目の周りには眼輪筋という表情筋がありますが、それが皮膚の下に透けて見えて、赤くなって「赤くま」となります。
この原因は、血行不良や目の下の脂肪が突出することによって、眼輪筋が押し出されることによるものです。
また、必ずと言って良いほど脂肪による膨らみがあります。
このため、治療に当たっては、脂肪を注入して凹凸を整える方法が有効とされています。
自分でケアする場合は、ホットタオルを目元に乗せて血行を促進するとよいでしょう。
また、入浴して全身を温め、睡眠をしっかりとりましょう。
この他にも、表情筋トレーニングによって、眼輪筋を鍛えるのも効果的と言われています。
「赤くま」かどうかを確かめるには、目の下の皮膚をかるく引っ張りながら、頬の上あたりに指を置いて、そのまま下に引っ張ってみた時に、赤みが増すようであれば、「赤くま」の可能性があります。
目頭の下あたりが赤くなりやすいというのも「赤くま」の特徴です。
「赤くま」は、睡眠不足や疲労が溜まった時に出やすいですが、そのまま放置していると、「黒くま」に進行する恐れがあるので早めのケアが大切です。