カーリースの月額料金以外でかかる費用は?
カーリースは手頃な金額で車に乗れますが、車を維持するには利用料金以外にも駐車場代や燃料費などが必要です。
これは、どのような車の乗り方であってもかかる費用です。
ただ、車を購入した場合にはローンの返済額とは別に税金や車検費用などさらに多くの費用がかかることを考えると、カーリースは維持費の負担が少ないといえます。
■駐車場代
カーリースの契約には車庫証明が必要なため、駐車場が必要となります。
自宅に駐車場がある場合は問題ありませんが、駐車場を借りる場合は居住地によっては数千〜数万円の駐車場代がかかります。
特に、東京など首都圏では、20,000〜50,000円/月の高額になる場合が多いため、事前の確認が必要です。
また、移動先でも時間貸しの駐車場などを利用すれば料金が必要となります。
■燃料費
利用頻度が高い、走行距離が多いほど燃料費がかかります。
ガソリンは毎日のように価格が変わるため、数ヵ月で数十円もの差が出ることもあり、月単位で見ると差額は大きくなります。
通勤などで利用頻度が高い場合は、ハイブリッド車や燃費の良い車を選ぶなどの工夫も必要となります。
■任意保険料
自賠責保険はカーリース利用料に含まれていることが多いですが、任意保険に加入する場合は別途費用が発生します。
カーリースの車は返却の際に原状回復が求められるため、万が一の事故の際に車の修理費用をカバーしてくれる保険があれば安心です。
また、任意保険では事故に対する幅広い補償が付いており、対人対物無制限などしっかり備えることができます。
保険料は等級や補償内容などで大きく異なりますが、30代12等級ゴールド免許なら年間およそ30,000〜50,000円が目安です。
■高速代
毎日、高速道路を使用するケースそれほど多くはないでしょうが、旅行など遠出をするときには数千〜数万円と大きな金額となります。
料金は軽自動車と普通車で異なり、軽自動車の方が料金を安く抑えられます。
また、休日割引やETC割引を利用するのもお得ですし、カーリースのオプションでETCをつけると高速代を安く抑えられます。