人相学・観相学の原理

人は怒ると顔に、縦じわがよって夜叉のようになり、反対に、笑顔になって穏やかな気持になると、エビスさんのような、自然と福を呼び寄せる顔になります。

このように、顔は目には見えないその人の心の状態を映し出す鏡のような役割を果たします。

すなわち、顔はその人と、その人の住む世界を代表し、顔の中心部位にある鼻は、宇宙または環境の中心となる自我を表しているのです。

よく、増長すると天狗になると言いますが、このように自我が極端に強くなると、自我の中心を表明している鼻が高くなることから来ております。

人相は「当たるも八卦当たらぬも八卦」と言われておりますが、人相学・観相学は、人間の顔に現われる表情や顔の変化を見極めて判断するものですから、不確実なものではなく、当たるものなのです。女性と言えども、こればっかりは化粧で誤魔化すことはできません。

心の鋭い人は顔も鋭くなり、心のだらけた人は顔もだらけしてしまい、心の精悍な人の顔は引き締まり、心の柔和な人は顔も柔和になるのです。

また、日頃から視野が狭く、他人の悪口を言って堕落した生活している人の人相を見れば、当然、その人に将来には、どんな運勢が待ち受けているかを判断することは簡単なことなのです。

 

サイトマップ