3種類の医療レーザーの特徴
■アレキサンドライトレーザー
レーザー脱毛で最も古くから使われております。
メラニン色素に反応しやすいという特性をもっているため、日焼けをした肌や色黒の方にはおすすめできません。
また、二の腕や背中などの毛は、脱毛することにより、脱毛する前より毛が太くなったり、密度が上がったりする硬毛化が起こりやすいといわれております。
このため、二の腕や背中、うなじ、もみあげには適していないため注意が必要です。
■ヤグレーザー
毛根が深い部分までレーザーが届きやすい特性があります。
毛根の深い顔回りや、硬くなった毛の脱毛によく使われております。
メラニン色素に反応しにくいため、日焼けした肌や色黒の人でも使える反面、痛みが強いため、全体的な脱毛にはあまり向いていません。
このため、ほかのレーザーと併せて使われることが多く、ほかのものでは脱毛できない部分の補助的な役割を担っております。
また、深い部分までレーザーが届くため、ほかの種類よりも、照射した際の痛みが強い傾向にあります。
■ダイオードレーザー
一番ポピュラーで痛みや副作用が少なく、効果が高いため最も使用されています。
さらに、ショット式はメラニン色素に反応して脱毛を行うため、毛が濃い方でも高い効果を得られます。
蓄熱式は日焼けした方や色黒の方にも照射でき、痛みが少ないことで人気があります。
ダイオードはアレキサンドライトレーザーとヤグレーザーの中間の波長を有しており、副作用や痛みが一番少なく、かつ効果が高いです。