蓄熱式脱毛と熱破壊式脱毛との違い
蓄熱式脱毛は、低出力のレーザーや光の熱を連続して照射して「バルジ領域」に熱を蓄積させて徐々に破壊します。
髪の生成にかかわる組織を破壊するため、発毛の阻止効果や抑制効果が得られます。
蓄熱式脱毛も熱破壊式脱毛も同じダイオードレーザーですが、全部で4つの違いがあります。
■アプローチする場所
蓄熱式脱毛は「バルジ領域」にアプローチしますが、熱破壊式脱毛は毛根の深いところにある毛母細胞や毛乳頭にアプローチします。
■照射方法
蓄熱式脱毛では、肌を滑らせるように低出力の脱毛機器を動かして連続照射します。これに対して、熱破壊式脱毛は強出力を単発で照射します。
■白髪や金髪への作用
蓄熱式脱毛は白髪や金髪といった色素が薄い毛にもアプローチできます。
しかし、熱破壊式脱毛はメラニン色素が薄い毛には反応しないためアプローチできません。
■日焼け肌への対応
蓄熱式脱毛は低出力なので日焼けした肌にも対応しています。
熱破壊式脱毛は日焼けの程度によっては施術を断られるケースがあります。
高出力のレーザーは高熱なので、日焼けした肌にあてるとやけどを負うリスクが高くなるためです。