代表的な墓地のタイプ
公営墓地 は、都道府県や市区町村自治体が管理・運営する墓地で、全国で500カ所以上あります。公営のため、使用料・管理料が安く、宗旨宗派についての制限がない、立地がよいことなどの長所があります。
その反面、申し込みに際しては様々な資格条件を満たす必要があり、生前に購入することはできません。また、区画数が少ないため供給が需要に追いつかず、応募しても競争率は数倍から数十倍にも昇る狭き門です。
寺院墓地は、寺院が管理運営する墓地で、墓地管理が行き届いており、永代供養が可能です。
また、法要などを寺院の本堂や斎場で行い、お墓参りも簡単です。その一方で、お寺との「檀信徒契約」が前提となる場合が多く、檀家として護持会費や寄付などお寺の維持に協力するなどの義務が生じます。
民営墓地は、経営主体が公益法人(財団・社団法人)や宗教法人が経営している墓地で、事業型墓地とも言われます。厳しい資格や条件もなく、宗旨宗派についての制限はありません。またお墓のデザインや大きさも自由に選ぶことが出来ます。