資格を取得するにあたっての注意点
■評価されない資格もある
資格によっては評価を受けられない可能性があります。
業種に合っていない資格は履歴書に書いてもまず評価されません。
業務と無関係の資格をいくらアピールしても、採用担当者に理解してもらえないでしょう。
また、企業によっては実務経験を優先する場合もあります。
例えば、ITエンジニアや製造技術職などは、経験を重視する傾向があり、資格は補完的なものとしか捉えておりません。
資格は努力をしたことの証にはなりますが、業種のニーズにマッチしていない資格は、評価されない可能性があることに注意しましょう。
■志望キャリアとの関連性を確認
資格と業種のミスマッチを避けることが大切です。
希望するキャリアと資格の関連性を確かめましょう。
就職や転職のための履歴書には、持っている資格をすべて書く必要はありません。志望業種にマッチした資格に絞ってアピールしましょう。
例えば、経理職を希望する人は日商簿記やFPが役に立ちます。このように、やりたい仕事と資格の合致性が重要です。
■資格取得は就職・転職活動とセットで考える
資格を取るなら就職・転職活動とセットで考えましょう。
資格取得のための勉強には長時間を要することがあるため、それを無駄で終わらせるわけにはいきません。
もし、希望する就職・転職先に資格要件がなければ、資格なしで仕事を手に入れる方が効率的です。
このため、就職・転職先で必要な資格の有無を慎重に確かめましょう。