防犯カメラ設置の効果は？

防犯カメラを設置するためには、当然のことながらお金がかかります。

このため、設置を躊躇する人もいるでしょうが、犯罪が多発している今日、お金よりも安全を重視する「費用対効果」の観点から、一般的な家庭でも防犯カメラを取り付けるケースが増えてきております。

防犯カメラの設置には、大きく分けて２つの効果があります。

その一つは犯罪抑止力の効果です。

あなたは、ゴミを出すとき、家の近くのコンビニに行くときなど、短時間家を留守にするときなど、ちゃんと玄関や窓のカギをかけていますか?

もし、カギをかけていなければ、いくらちょっとの間とはいえ、それは、空き巣にとってはチャンスなのです。

また、最近では、カギをかけていても空き巣に入られたという話もよく聞く話です。

これでは、対策のしようがないと思いがちですが、それを効果的に防ぐ方法が防犯カメラなのです。

防犯カメラで監視・記録されていると分かれば、いくら空き巣でも捕まりたくないため、押し入るのを諦めさせるという抑止効果が期待できるため、空き巣被害に遭う可能性を減少させることができるのです。

二つ目は、事件発生時の証拠です。

防犯カメラは状況を記録するため、何か被害に遭った際に有力な証拠の１つとして大きな役割を果たします。

また、映像記録が残ることで、犯人の特定にも役立ちます。

空き巣、当て逃げ、ストーカー行為などは犯人を特定するのは難しいものですが、高性能の防犯カメラであれば、かなりの確率で特定することが可能となります。

ただし、防犯カメラの性能が高ければ高いほど、費用も高額になりますが。

また、防犯カメラの設置場所を間違えると、こうした効果を得ることができませんので、しっかりと情報を集めて適した場所に設置することが重要となります。