ホームセキュリティ会社の選び方
ホームセキュリティを導入するには、工事費などの初期費用、月額のサービス料、レンタルの場合は保証金(解約時に返却される場合が多数)、買い取りの場合は機械買い取り費用がかかります。
また、いざという時に警備会社から家族の安全と生命を守ってもらう、とても重要なサービスなのです。
そのためホームセキュリティ会社を選ぶにあたっては、チラシが入っていたからとか、電車のチラシで見たからとか、安易な理由で決めてしまうのは止めた方がいいでしょう。
■緊急発進拠点が自宅からなるべく近いところを選ぶ
「緊急発進拠点」とは、何かあった時のためにガードマンが待機している場所です。
警備業法では、「基地局が盗難等の事故発生を受信してから25分以内に現場に警備員を到着させることができるように行わなければならない」ことが定められています。
このため、不審者が侵入してきて、緊急ボタンを押して、ガードマンが駆けつけるまで1時間なんてことはないでしょうが、それでも「緊急発進拠点」は自宅から1kmでも近いに越したことはありません。
そのため、見積り時に各担当者から「最寄りの緊急拠点はどこにあるのか?」を口頭で確認する必要があります。
■緊急発進拠点の数が多い会社を選ぶ
「緊急発進拠点」の数が多ければ、自宅の近くにある可能性も高くなりますし、何よりも、その警備会社の事業規模や機械警備への取り組み状況、財務基盤などの概要を把握することによって、その会社の信頼性や力量を判断することができます。
ホームセキュリティ会社としても、緊急発進拠点の数を多くすることによって、ガードマンの移動距離を短くし、迅速にかつ無駄な動きをすることなく、現場に急行できるのです。
日本で緊急発進拠点の数が多い会社の業界NO.1は「セコムSECOM」の全国約2,800ヵ所です。これは、単純計算で1都道府県に56箇所設置されていることになります。
■契約者数の多い会社を選ぶ
ホームセキュリティ会社の実力が表れる数字で、警備業界における実力度、人気度、知名度などのバロメーターといえます。
警備業界は契約者の安全の確保や迅速な対応など、人命に直接関わってくる分野を担っていますので、適当な対応は許されません。
このため、契約者数の多い会社というのは、信頼性を判断する上で、わかりやすい指標といえます。
日本におけるホームセキュリティの契約者数(個人+法人)が多い会社の業界NO.1は「セコムSECOM」の227万件で、緊急拠点同様、業界で一位を取得しております。